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哀愁の矢の川峠
「矢の川峠(矢ノ川峠)」と書いて「やのことうげ」と読む。私やのこ小僧も地元尾鷲からいろいろと情報発信しまっせ!  【 このページの文章、写真は無断で転用しないでください。もしご利用される場合ははやのこ小僧までご一報を!】

2009/04 | 123456789101112131415161718192021222324252627282930

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以前、索道下の駅付近からの明治道の取り付きが発見されたことは書きましたが、今回その場所から上へ道をたどってみました。
写真のようにはっきりと道路の両端にに石が並べられていてここが明治道だと分る。
めじゃーで計ってみると、ならべられている石の内側でちょうど3mあります。
有効幅員2m7~80cmってとこでしょうか?
P4080158.jpg
途中からは藪がひどくなり、今回始めて持参した剪定ばさみがフル稼働します。
私の両腕もフル稼働。 時には地面にはいつくばっての草刈はしんどいです。
P4080162.jpg
時々藪がひどく谷側の石垣のそばしか通れなくて苦労すます。
P4080171.jpg

おまけに道のまんなかには鹿の侵入を防ぐ為のフェンスが張られている。
今のフェンスはネットですが、ここ古いものは針金でできた金網なんです。
その金網を支える杭を固定する為に、横に針金を伸ばして地面に固定しているいる為これがトラップとして働き、何度も足をとられてしまいました。
2時間半行ったところでギブアップして、上の林道にエスケイプしました。
地図で確認したところ、約3分の1ほどのところでした。
以前上から探索したとき約半分まで来てますので、残り約6分の1。
おそらくあと1時間ほどでいける距離ではないかと思います。
今回は草刈、枝払いに相当時間を費やしましたので、走破するだけでしたら上から全工程3時間から3時間半と言ったところでしょうか。
途中国道42号線がよく見える地点から写真の1枚。
P4080166.jpg



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矢の川峠周辺の地図です。
これを見るとお分かりのように、明治道は尾鷲から少し矢の川をさかのぼった所で矢の川大橋を渡り、矢の川の左側の斜面を急登して小坪付近の矢の川隧道出口にて昭和道と合流するようになっています。
その先は矢の川峠を経て熊野に至るまで、明治道を拡張して昭和道として使いました。
現在のトンネル付近の標高が400mほど。
峠が807m(808mと記載されている文献もある)なので冬は昼間でも0度前後で、一度雪が降ると北斜面などでは凍結して大変通行が困難になりました。
地図には書かれておりませんが、矢の川をさかのぼって、谷沿いに矢の川峠に達する道が、明治始めまで使用されていたデンガラ越えの道です。峠から熊野側は大又側に沿って谷を下っていく道でした。このルートが徒歩で峠を越えるには最短で短時間で行くことができました。

矢の川峠新旧マップ