哀愁の矢の川峠
「矢の川峠(矢ノ川峠)」と書いて「やのことうげ」と読む。私やのこ小僧も地元尾鷲からいろいろと情報発信しまっせ!  【 このページの文章、写真は無断で転用しないでください。もしご利用される場合ははやのこ小僧までご一報を!】

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デンガラ越えも2回目となるともうベテラン気分でルンルン・・
今回は始めてのノッティさんとわんたろうさんとで3人でのデンガラです。

デンガラ越えの動画1 (尾鷲側)

まずは気持ちのいい矢の川大滝(仮名)を見て、わんたろうはその右横の崖っぷちを登っていく。
P6070003.jpg

P6070007.jpg

私ら2人は前のルート滝手前の右の沢をを安全登攀です。
昭和道に上がると少し離れた所からわんたろうの声。 藪の中から無事登ってきました。

第3トンネルをぬけるとすぐにデンガラ大橋です。
少し休んで橋の上流の二股を右の沢に入る。
今回は記録ををしっかり取っていく。

しばらくするとこの沢最古の第一堰堤が見えてくる。
周囲には堰堤の建設時に建てたのではないかと思われる作業小屋の跡らしい石積みが残っている。
この堰堤だけはすべて石積みで作られている。
建設年度を特定できるようなプレートが無いので何時頃のものか分かりませんが、
おそらく昭和道ができて間もないころではないかと思われます。(昭和11年以降、昭和20年代前半?)
その後第2~第5堰堤までは昭和39年の建設だとプレートによって確認できます。
DSCF5002.jpg

DSCF5001.jpg

デンガラ大橋の建設は昭和道開鑿の昭和10年より随分新しく、昭和37年7月となっています。
おそらく昭和37年に豪雨があり旧デンガラ橋は流され新デンガラ橋が誕生したのでしょう。
その後治水の為、4つの堰堤が建設されたのではないのでしょうか。
P6070012.jpg

第5堰堤を越えてからすぐに左の斜面を登っていく。
この辺から左へ左へと沢とはいえないようなだだっ広いガレ場の斜面をひたすら登る。
意外と浮石が少ないので歩きやすいルートをどんどん登る。
P6070011.jpg

P6070019.jpg

やがて尾根筋が見えてくる。
前回は峠の石垣の少し横に上がってきましたが、今回は少しルートを右にとりすぎて50mほど峠より西の高峰山登山道に出てしまいました。
最後の詰めの部分は次回下りながらマーカーをしてわかりやすくしようと思います。
峠は快晴で今日は訪問者なく、私たち3人で貸し切りです。

食事をとり前回うっちーさんが見つけた峠手前下った所の古道らしき道と畑跡を探索しようと思いましたが、いまいち馬力がなく大又側に下山することにしました。
今度バイクで来て調べてみます。

つづく・・・・・


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22日、天気にも恵まれてデンガラ越えを無事踏破してきました。

矢の川トンネルのダクト装置の横に車を止め、スタート。
矢の川本流に下りて沢歩き・・
少し行くと幻の瀧、やのこ大滝【仮称】が見えてくる。
この滝は地図で予想yしていた位置とピッタシ同じところにありました。
DSCF4987.jpg


そこから滝を捲くため右斜面の小さい沢を直登。
すぐに昭和道の第2トンネルと第3トンネルの間に出る。
第3トンネルを過ぎすぐデンガラ大橋にたどり着く。
ここで橋左側から上流に向かって遡行を始める。
すぐに右の沢に入りひたすら登る・・登る・・
ず~と上に、こんなところまで・・と思うところに堰堤が作られている。
堰堤は確か6つあったように記憶しているが,しっかりカウントしなかった為、定かではない。
DSCF5002.jpg
堰堤についているプレートには昭和39年の文字が刻まれている。
DSCF5001.jpg

最後の堰堤を乗り越えてから左へルートをとり,ガレ場を登っていくとやがて峠の石垣が見えてくる。
いきなり峠の広場に到着したので、いつもと違い「あ~ここまで登ってきたのだな~」と言う実感がわく。下には朝出発したトンネルの入り口が見える。

すごしお疲れの様子・・・
DSCF5013.jpg

峠でしばし食事休憩。
Sさんがさっき取ったマムシで遊んでいる。
DSCF5012.jpg


これから熊野側への道のりは沢沿いに下る私とKさん、そして作業道を下るSさんたちとの2グループに分かれる。
この沢を江戸時代、本宮への参詣者や、飛脚などさまざまな人々が下りそして上ってきたのかと思うと、ただの暗い沢も歴史ある道に見えてくる。
DSCF5014.jpg
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沢も大又川本流に合流する少し前、遥か上の昭和道から転落した、トラックの残骸が散乱している。
まずタイヤが付いたままのデフが見えてきて、その後シャーシや荷台の一部などがところどころに半分埋もれて当時の事故のすさまじさを物語る。
最後にエンジンが単体で横になり埋もれている。
このトラックを運転していた二人の方は、ある年の大晦日の夜に悲劇にあったのだそうです。

ここでさっき分かれたメンバーらと合流。
やっぱこういう時にトランシーバーは役に立つ。
さて大又川本流に出てからは、立派な林道があるため今回はその道を使って
昭和道合流地点まで向かう。
そこに朝持ってきているわたしのワゴンがあるので、そこからは尾鷲側
トンネル入り口までの約8kmを約8分で戻る。
今回写真など取りながら、また休憩をたっぷり取り入れたためデンガラ越えに
7時間近くもかかりました。
それが今の道で車を使うと多々8分なのです。
みんな無事に帰れてよかった、お疲れさんです。
次回はしっかりと記録をとりながら、歩いてみようと思います。
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